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健やかな子育てのために

寝る子は育つは、本当?-その1

昔から『寝る子は育つ』といわれています。

なぜ『寝る子は育つ』のでしょうか?

寝ている赤ちゃん

睡眠リズムの乱れ

深夜も寝ない子が増えています
深夜のファミリーレストランやコンビニ、ゲームセンターなどで、子供をみかけませんか?
このようなところで小さな子供を連れた家族をみかけるのもさほど珍しい光景でなくなってきています。

遅い時間の駅で、塾帰りの小学生をみかけることも毎晩のようです。

日常の環境がコンビニ化してしまうようになり、ライフスタイルが多様化し,規則的な生活を送るのは大人でさえも難しくなってきています。

そんな日常生活で子供の就寝時間が遅くなり、朝は起きるのが遅いか不規則になってしまいます。

2歳児の半数近くが午後10時以降に眠りについています。
               (厚労省2003年度調査より)

睡眠のリズムが乱れると、朝のめざめが悪くなります。
 幼稚園、保育園、小学校に遅刻しがちになります。

ある保育園の調査では、朝食を摂らなくなりがちです。
午前中はボーッとしていて活動にのれない。
情緒不安定な傾向がある。
といった報告がありました。

規則的な睡眠のリズムは子供の脳の発達に大きな影響を与えています。

夜寝ているときも、人間の脳はさまざまに活動しています。
睡眠というと「頭や体を休ませること」と考えがちですが、睡眠中の脳も体も休んでなどいません。

とくに赤ちゃんや子供の脳には、心とカラダの成長を握る大切な役割があり、むしろ活発に「夜やるべきこと」「夜しかできないこと」をやっています。

赤ちゃん

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『寝る子は育つ』のメカニズム

人間のからだは朝に目を覚まし昼間は起きて夜眠るようにできています。
生まれて間もないころは、1日中数時間おきに寝たり起きたりを繰り返します。

太陽の光をあびることで、昼間起きて夜眠る、睡眠と覚醒のリズムを身につけていきます。

このときに規則的なリズムをコントロールするホルモンが分泌されてきます。

日が沈み夜になると、メラトニンが分泌されてきます。
メラトニンは体温を下げて寝つきをよくします。
小さい子が眠くなると手足が温かくなるのは、手足の血流を増やしここで放熱して、体幹の温度を下げるためです。

寝ている子ども

入眠後深い眠りに入ると成長ホルモンが分泌されてきます。
午前0時ごろ分泌のピークを迎えます。

成長ホルモンは体を育てるために不可欠なホルモンで、骨や筋肉量を増やし新陳代謝を盛んにします。
成長だけでなく、傷や病気の治癒の促進にも関わっています。

不規則な睡眠リズムでは、成長ホルモンが十分に分泌されず、 成育に支障をきたすことになってしまいます。

これが『寝る子は育つ』の根拠です。 

睡眠中、朝6時頃までメラトニンが大量に分泌されますが、そのあとメラトニンの分泌が減ってきて、コルチコステロイドが分泌されてすっきりとした朝の目覚めとなります。
 コルチコステロイドは、夜更かしや遅起きを続けると朝の分泌量が減ってしまい、目覚めが悪く1日中調子が出なくなります。

メラトニン

抗酸化作用や老化、思春期の性成熟を抑えるホルモン。
一生のうちで幼児期に多く分泌されます。
遅寝が続くと分泌量が減少します。

成長ホルモン

子供の場合には骨や筋肉の発育を促し、成長に大きな役割を果たします。
大人でも筋力トレーニングをすると、成長ホルモンが分泌されることも知られています。

成長ホルモンは筋肉などのタンパク質の合成を促進したり、血液中の水や糖、電解質などの代謝を調節するなど、体内の状態が一定に保たれる役割を果たしています。

コルチコステロイド

血液を一定に保ち、血糖値を高めるホルモン。
明け方から上昇して朝にピークを迎え、夕方から夜にかけて最低値をとることが知られています。

寝不足が続くとコルチコステロイドが多く分泌され、それが血圧の上昇につながるとも考えられています。

また、コルチコステロイドは、血糖値を上げたり胃酸の分泌を促したりします。これは、活動に備えての体の準備というのが本来の役割です。
つまり、朝になると昼間の活動にむけて体が準備していくわけです。

しかし、これが過剰になると逆に体に問題が起きます。
寝不足によってコルチコステロイドが過剰な状態が続くと、糖尿病や胃潰瘍にもつながる可能性もあります。

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『寝る子は育つ』を習慣づけるには、「早起き」からスタート!!

ヒトは誰しも「体内時計」を持っています。脳の中の視床下部の「視交叉上核」と呼ばれる部分がそれにあたります。
この視交叉上核では、朝になり、太陽の光を浴びることによって、毎日を生きるうえでとても大切な作業が行われています。

私たちの体には、自分自身が意識して動かすことができる腕や足の筋肉などとは別に、意識とは関係なく動いたり分泌したりする臓器や血液や各種ホルモンがあります。

おもに昼間に働く「交感神経」  と夜に働く「副交感神経」が交互にバランス良く働くことで、 昼と夜の活動が無意識のうちに行われています。

この無意識に活動している部分のリズムをつかさどるのが視交叉上核、つまり体内時計なのです。
この視交叉上核が刻むリズムにしたがって、人間の体温やホルモンの分泌量は、ほぼ1日単位のサイクルで変動しています。

視交叉上核のスイッチを切り替えるのは、朝の光です。

目から入ったが脳の視交叉上核を刺激することで、体内時計の同調が起こり、ここから脳内の各神経細胞に信号が送られて、体温変動や、各種ホルモンの分泌といった体内の活動リズムを1日24時間周期に調整していきます。

昼と夜が逆転した生活をしているとこのスイッチの切り替えがうまくいかないので、体調に変調をきたしてしまいます。

とくに子どもの場合、遅くまで起きていると睡眠不足で、朝起きられなくてぼーっとしたまま学校へ行って午前中の活動が低下したままになってしまいます。

また、脳の基礎がつくられる5~6歳までの間に十分な睡眠を とらないとその後の成育に大きなマイナスになると いわれています。

夜更かしをするから朝寝坊をする、朝寝坊をするから、また夜更かしをするという悪循環が、こどもをイライラさせ、昼間の活力を奪うのは、誰の目にも明らかです。

反対に、昼間活発に遊んだ子どもが、夜は疲れてすぐに眠くなるのは、自然なことです。

 早起きをして朝日を浴びよう!

朝日

早寝、早起きの好循環は、単に子どもの生活パターンを改善させるだけでなく、脳内の活動にも好循環をもたらします。

まず、早起きをして朝日を浴びることで、体内時計「同調」が行われるばかりか、脳のなかのセロトニン神経系も活発に活動をはじめます。

夜はメラトニン、昼はセラトニンの活性を上げよう

脳内に分泌されたセロトニンは子どもの情緒を安定させ、対人関係にも積極的になったその子は、友達と外で元気いっぱいに遊びまわることでしょう。

当然お腹はぺこぺこですから、もりもり食べて良く噛んで、リズミカルな運動量が豊富になることで、さらにセロトニンの分泌は促され、日中たくさん遊んだぶん疲れて早く寝ると、今度はメラトニンが分泌されて、子どもの適切な成長を支えてくれるようになります。

夜更かし、朝寝坊は慢性の”時差ぼけ”です。

実際には親の夜型の生活習慣に影響されてしまって、早寝、早起きとは逆の悪循環のなかで子どもの多くが生活している現状です。

夜更かし朝寝坊でいわば慢性の「時差ぼけ状態」にある子どもは、外でみんなと遊びたがらず、だるい、疲れたといってリズミカルな筋肉運動もろくにしなくなっていきます。

当然セロトニン系はなかなか活性化することもなく、昼間の光を十二分に浴びずに、夜の光を多く浴びる生活ではセロトニンメラトニンも高まりにくい状況にあるのが、現代なのかもしれません。

キレやすく、協調性に欠けた、感情をコントロールできない子どもが増えているといわれる背景には、子どもたちを夜更かし、朝寝坊にさせがちな環境の影響が大きいといわれています。

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母乳ってむし歯になるの?

わが国の乳幼児健診のデータからは、遅くまで母乳が継続している幼児はむし歯の発生は高といわれています。

それに対して、欧米では母乳を続けてもむし歯の発生は高まらないという報告が多くみられます。

母乳をあげるお母さん

母乳のみを与えている時期にむし歯はできません。
(歯の萌出がまだ無い年齢のため)

ミュータンス菌の定着は乳歯の萌出とともに徐々に生じてきて、1~2歳代で菌の定着(検出レベル以上に達する)が見られる子が急増してきます。

混合食になってきたら気をつけましょう

母乳単独でミュータンス菌の増殖は起こるりますが、歯を溶かすような酸の産生は起こっていません。

しかし、ここに甘いもの(つまり糖分)が加わるとミュータンス菌は酸を産生させむし歯ができ始めます。
離乳食が始まる頃からは注意が必要になってきます。

昼間の授乳の場合は、指やおもちゃを口に入れたり、またよだれが垂れるほど唾液の分泌が盛んなためにプラークは自然に洗い流されています。

子供の歯

しかし、寝付きのときに授乳を習慣的に続けていると、前歯の表面が白く濁ってきたり、さらに進行すると茶色く欠けてきます。

特に、1歳以降も母乳を継続している場合は、寝ながら哺乳をしている母子が多く、早期からのむし歯の発生がみられます。

当然、歯を磨くのも必要になってきます

歯ブラシで磨ければ理想的なのですが、なかなか悪戦苦闘をする時期です。
ガーゼでぬぐう、指サック型のブラシでこするなどして汚れを落としましょう。

欧米とアジア地域との違いは

主にアジア地域では、1~2歳ごろには、母乳継続児にむし歯の発生が高まるという報告がみられます。

欧米で母乳継続児のむし歯が少ない理由は?

生活様式、習慣がアジア地域と異なるのが大きな理由で、就寝しながら授乳する習慣がありません。早くから母子が別々の部屋で寝ています。
(そのためか、おしゃぶり指しゃぶりの習慣が多くみられ、それが原因となった不正歯列の割合が高くなっています)

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誤った水分補給

スポーツドリンク、ミネラルウオーターの落とし穴

 ―赤ちゃんには母乳、人工乳、水以外いらない

赤ちゃん

体によさそうで、見た目にもおしゃれなことから、ミネラルウオ―ターイオン飲料(スポーツドリンク)を飲む人が増えてきています。

最近では、湯ざまし代わりに赤ちゃんにイオン飲料を与える親が多くなってきていますが、実はここには大きな誤りがあります。

乳児がスポーツドリンクを大量に飲むと、細胞の中に水分が移行し、水中毒になることがあります。
頭痛や嘔吐が出て、ひどい場合には昏睡状態になることもあります。

ほかにも、日常的にイオン飲料を与えると、母乳や人工乳をあまり飲まなくなります。
幼児期になって、これが習慣になってしまうと、水分でおなかがふくれてしまって、食事の量が減ってしまうことになります。

栄養不足になりかねないうえ、甘味飲料を多く摂ると、エネルギーだけが過剰摂取となり、他の栄養不足になります。
歯で咬むこともあまりしなくなるので、咀嚼力やその後の顎のにも影響が出てきます。

イオン飲料糖分が多いために、むし歯になり易くなります。
飲ませ方も問題で、哺乳瓶でイオン飲料を飲ませると、持続的に糖分が歯の表面に接することになり、ここから歯が溶け始めます。
そのまま寝かせてしまうと、唾液の分泌が少なくなりすぐにむし歯が広がってしまいます。

離乳期が始まる前の赤ちゃんは基本的には、母乳か人工乳と水(湯ざまし)以外の水分は、あまり必要とされないといわれています。

栄養行為は愛情行為です。

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子育て支援事業のご案内

しゃんぐりらこども家庭支援センター

*児童福祉法第44条の2項に基づき、相談援助事業を行う児童福祉施設です。

親子

たとえばこんな時

育児について、話を聞いてほしい!
⇒相談事業―独りで悩まないで、一緒に考えませんか?

お子さんの育ち(性格、行動、人とのかかわりなど)で気になることや、家庭、保護者の方自身の悩みについて、保育士や社会福祉士、臨床心理士などの相談員の方にお話をうかがってもらえます。

子どもを宿泊で預けたい
⇒ショートステイ事業―宿泊でお子さんをお預かりします。

保護者の方の出張、冠婚葬祭、病気、出産、育児疲れなどにより家庭において一時的に子育てが困難になった場合に、2歳未満のお子さんを一定期間宿泊にてお預かりしています。
(有料です。減免制度もあります。)

そのほかに、

『子育てクラブ』  親子でゆっくり過ごせる場のご提供

里親養育相互援助事業』

も行っています!

お問い合わせは
〒212-0033 川崎市幸区東小倉6-1
TEL:044-520-3608   FAX:044-520-3607

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