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日日研鑚 ブログ  ~セミナー研修記

骨移植材と骨再生のメカニズムセミナー 都内千代田区

2012年11月4日

歯周病や歯の欠損で顎の骨が吸収してしまい、その後の対処法が制限をを受けてしまうことは非常に多くあります。
インプラント等の固定性の補綴修復をしたくとも、顎の骨が薄くなってしまいインプラントの埋入するだけの骨質が無くてやむなく、部分入れ歯を使っている方も多く見受けられます。
歯科の分野においても再生医療の進歩は目覚ましく、吸収した顎の骨に人工骨を添加して、脆弱な骨質を改善して固定性のインプラント修復を可能にすることが出来ます。

添加した人工骨はそれのみで骨の一部として機能していくわけではなく、継時的に元の骨と置き換わって形態を保ちます。
これをリモデリング(骨置換)といいます。

添加した全ての人工骨が骨に置換するかというと、必ずしもそんなにうまい具合にはいかず、置換の段階で吸収してしまたり、排出、置換されずにそのまま形態付与の役に立た無かったりといったケースも起こってきます。
数か月単位での変化のために、結果の判定が分かりにくいことも難しさの一つです。
人工骨も多種多様認可販売されており、どれをどのケースで使用すれば目的どおりの骨の再生が可能なのかは、試行錯誤の段階だとも言えま す。
こにような骨の再生についての基礎研究と臨床データを多く行っている先生のセミナーでした。

置換性が良いものは吸収率が高く、形態の付与が狙ったとおりにいかず、形態の付与を優先させた骨材は排出されてしまう率が高いなど、なかなか理想どおりの人工骨材料は開発されてきてはいないということでした。

日日研鑽  セミナー研修記 2

歯科治療今年も更なる向上とよりアップグレードした歯科医療を提供できるよう心がけていきたいと思っております。
加速度的に進歩していく歯科医療の流れに遅れることなく、経験だけから成り立った自己流の臨床に甘えてしまうことは常に戒めなければなりません。
そのためには、定期的に外部の研修に参加して自分の立ち位置を客観的に厳しく判定していく必要があります。

高齢化社会を背景に内科的疾患と口腔への理解インプラントを中心とした再生療法、ホワイトニングを始めとする審美修復、歯周病と全身疾患、診療機器、材料の進歩改良等、学ぶ題材は数限りなく広がっていきます。

これらを習得し、より優れた歯科医療を提供していくことが、歯科医師として求められてきている時代となってきていると考えております。

VANGURDCLUB都内文京区

2012年10月11日

新患症例についての分析、診断内容についてのデイスカッション。
矯正、または補綴修復中に顎関節症状が発現してしまった場合の対処法についてのレクチャーを受ける。
初診時の分析診断時に顎関節症状が出易いか否かをある程度予測しておくことがまず第一です。
しかし、不幸にして発現してしまったら?
焦らず、進めず発現する前まで戻る勇気と決断が必要です。

インプラントセミナー東京医歯大 低侵襲で行うインプラントセミナー

2012年10月11日

インプラント治療を受けたいのに、顎の骨が少なくて出来ない。
ドリルで骨をゴリゴリと削ってインプラントを埋入するのは怖い。

インプラント治療を行いたくても、こういった理由でできないことは多々あります。
日本人の顎骨の特徴として、欧米人よりも骨格が小さいために骨量に乏しく、また骨質が脆弱なことが多いといわれています。

人工骨でそれを回復することはまだ不確定な要素のほうが多く、治療の期間も長引く傾向になります。
そこで、最近ではできるだけドリルや人工骨を使わずに、
脆弱な骨質でもインプラントを埋入を行っていくといった方向に、テクニックや器具が開発されてきています。

できるだけ負担の少ない(低侵襲)インプラント治療法のほうが術後の痛みや腫れも少なく予後も良好であることが実証されてきています。

いくつかのテクニックがありましたが、当歯科医院で導入しているOAMインプラント法が最も低侵襲で脆弱な骨のケースでの対応が幅広いことがわかりました。

OAMインプラント法⇒

歯内療法セミナー 横浜市中区

2012年9月15日

歯内療法とは、いわゆる「歯の根っこの治療」のことで、一般的には根管治療といわれています。

根管治療は歯科医泣かせの№1と言っていいほどの歯科処置で、患者さん側からも嫌がられる治療ではないでしょうか。
細く複雑な根管内の洗浄、掃除と充填が主な作業ですが、時間と労力の割には診療報酬の評価が低く、ていねいに時間をかければかけるほど”割に合わない仕事”となってしまいます。

ただ、その重要性は高く神経を取った歯の寿命はこの処置の出来いかんに関わるといっても良いでしょう。
どんなに高価な修復物を入れても、根管の処置次第で無駄になってしまいます。

歯の断面図

「レントゲン画像で根管治療の状態をみれば、その先生の診療姿勢が見えてきます。
根管治療はすべての治療の基本です。土台がしっかりできていなければ、上物は何をいれても同じです。」

新卒の勤務医の時に院長に言われた言葉です。
初心は忘れてはいないつもりです。

セミナーでの所見は、やはり革新的な方法は根管治療においてはないようです。
地道にきちんとやる、それだけです。

審美歯科セミナー 川崎市高津区

2012年8月30日

審美的な補綴処置の主流は何と言ってもセラミックによる修復処置です。
セラミックは他の歯科材料に比べて、色調の再現性、色調の安定的な継続性(色の変化がない、光沢が消えない)、材質の物性の安定性(匂い、アレルギーがない)強度的にも口腔内での咀嚼等に十分耐久性がある。等の多くの長所があります。

セラミック

その反面、ガラスに近い物性のために衝撃に対して破折することがあります。
そのために取り扱いには特に注意が必要で、口の中で調整している最中に破折してしまうこともあります。

金属の修復物に比べて適合性がどうしても劣るのも事実で(熱による収縮変化が金属の何十倍もあるため)、歯の形成や印象の精度を相当に上げないと、色はきれいでも不良な修復物となってしまう危険性もあります。

これらのセラミックの取り扱い難さを克服したセラミックの製法が普及してきました。
イボクラ―ル社のe-Maxというシステムはこれらのセラミックの弱点を十分にカバーできるものと聞き、業者説明会を受けてきました。

アメリカでは、すでにこのシステムがセラミック修復の断トツで主流となっており、日本はその普及が遅れているとのことです。
内容的には、これまでのセラミック修復方を凌駕するものだとおもいます。
関連ページ⇒イボクラ―ルビビデント社

本成人矯正学会講習会 都内中央区

2012年8月26日

日本成人矯正学会主催の『歯並びコ―ディネーター研修会、認定審査会』に参加してきました。
これは、同学会が良い歯並びの普及と適切な指導ができる人材の養成していくことを目的として行っている事業の一つです。

わーい(嬉しい顔)『良く噛める機能的な咬み合わせは、健康を守り、美しい歯並び、口もとは自信にあふれたさわやかな笑顔をもたらします。
歯並びを良くするのに年齢は関係ありません。
小さな子どもから、成人、高齢者でも可能です。』

関連ページ⇒日本成人矯正学会

VANGURDCLUB 都内文京区

2012年7月12日

外科矯正についての講義と診断実習を行いました。

一般矯正の中でも数パーセントは、外科的な処置の併用が必要となるケースがあります。

当歯科医院で手掛けているケースでも将来的に外科処置の可能性があるものがあります。

そういった場合は、外科術前矯正⇒外科手術⇒術後矯正の順になります。

術前矯正を手を付ける前に、術後矯正までの診断ができていなければなりません。一般矯正の診断とは、別の要素を加味した診断とその流れにそった、外科手術の依頼が必須です。

オーラルリハビリテ―ションセミナーⅣ 浦安市

2012年7月7日、8日

明海大学浦安歯科研修所(PDI浦安)でのこのコース最後の2日間です。
1日目は、歯科医院のマネージメントについて、朝10時~夕方7時近くまで、講義と質疑応答でした。
進化、成功していくために必要とされる歯科医院の条件と成功事例についての紹介。
そのために今何をすべきか?
自院にアジャストしてどこから当てはめてスタートしていくべきなのか?
一般的な自営業者なら、当然先に学ぶべきことが、この業界では置いてきぼりにされてきました。
診療と経営マネージメントを両輪として、上手に操縦していく器量が問われる時代になって来ています。
このセミナーコースの他には無い講義内容の得られる濃厚な1日でした。

2日目は、診療レベルアップのための実習に費やし、4月からのコースの修了となりました。

パンチ講師からの最後のコメント:『これで終わりではありません。今日までやったことを明日月曜日の診療で実践していかなければ、何の価値もありません。』

関連ページ 明海大学浦安歯科研修所

歯科用CT画像の読像、解析セミナー 都内中央区

2012年7月1日

1,歯科用3次元CT画像診断のベーシックセミナー

歯科医師で開発者の日大歯学部の新井先生による講演。

CT機器も世代交代をしながら、常に技術革新が進んで行っているとのことです。
M社製のCTパノラマ一一体レントゲンの紹介と読像解説。
元々歯科放射線学が専門なだけに、基本的な内容と言いながらも細かな
画像診断と、画像から予想される脈管等の軟組織の構造についての解説がありました。
また、埋入したインプラント体が経年的に骨組織をどのように変化させていくのか。
近年骨粗鬆症の治療に使われるBP製剤(ビスフォスフォネート製剤)の投与による骨組織の変化など、短時間でも内容の濃いセミナーでした。

CT機器

2、インプラント画像診断

K市開業のO先生の講演

インプラント専門医として各種の講演を行っていますが、先の講演内容に比べて画像診断として、特筆すべきものはありませんでした。
インプラント症例の経過をCT画像で、総括していました。
効果が期待できると思って填入した人工骨が、入れない場合と変わらなかった例などの検証は参考になりました。
これまで、2D画像でイメージしていた常識的な診断や処置を3Dで検証すると、必ずしもそうなってはいない事がこれからも出てくるのではないでしょうか。

インプラント

当歯科医院も歯科用CTレントゲンを平成24年6月より新規導入しました。

関連ページ⇒KyoceraメディカルPreVista3D(CT)

オーラルリハビリテ―ションセミナーⅢ 浦安市

2012年6月16日、17日

一泊二日のカンヅメコースの3回目です。
補綴治療の実践編です。

前回の宿題のチェック

大学卒業以来の技工作業はなかなか大変でした。
歯科技工に使う器具が不ぞろいなために、急いで買いそろえることから始まり、診療後にだいぶ居残って悪戦苦闘した次第です。
頭で思っているようには手先は動いてはくれません。

今後、前歯の審美的歯冠形態を再現しなければならない症例の場合、実際にワックスで最終形態を模索していく必要がでてきます(診断用ワックスアップ)。

技工士への指示だけでなく、患者さんへの説明ツールとしてもイメージがわき易く有用なものです。
審美歯科補綴領域では、この診断用ワックスアップと、それに基ずく仮歯(プロビジョナルレストレーション)の善し悪しが、最終的な補綴物の出来を左右することになります。
今回の講義は、Ⅰ、Ⅱで行った診査と診断を基にして、どのように最終補綴物として作りあげて行くかという内容でした。

大きな欠損や補綴物の破損、不適合によって生じた咬み合わせの崩壊を元の状態に回復し、なおかつ審美的な患者さんの要求にも対応していくためのプロセスを実習と併用して学びました。

関連ページ⇒明海大学浦安歯科研修所

東京医科歯科大学 「歯科治療を全顎的に診ていくには」

2012年5月27日

患者さんの初診時の訴えは、「この歯が痛い」「ここが欠けた」「抜けたまんま」等、1~3,4歯単位であることがほとんどです。

まず主訴に対応していくことから治療が始まっていきますが、レントゲンや口腔内写真をとって全体を俯瞰していくと、原因がその歯だけに限らずに他の健全と思える歯や全顎的な咬み合わせや歯周病が起因していることが少なからずあります。

歯科の治療内容がより細分化、専門的になっていくに従って1歯単位でも他との因果関係を理解していかないと、結果として”その場しのぎの”処置で終わってしまいがちです。

つまり『木を見て森が見えない』といった見識レベルの治療内容に終始してしまいます。

来院する患者さん自身で、『』に原因があると気付いている方はまずいません。我々歯科医師の方で『』と『』の因果関係を解き明かしていく必要があります。

例えば、ある特定の前歯だけが欠ける、外れる。この場合はその歯自体の処置の善し悪しは別として、咬み合わせの関係の不具合、歯周病の進行、歯ぎしり等の習癖、口腔周囲筋のバランス等原因と考えられる要素は多岐に亘ります。

つまり、1歯の不具合に対処していくために、場合によっては全顎的な診断力と治療方法を駆使していく必要が出てきます。

細分化された専門性と全体を見渡すことができる眼と技術の両輪を習得しなければなりません。

そこで、九州で長年そういった処置に対応してきた先生の具体的な症例と対処法について学んで来ました。

歯科医院ネットワークシステム関連講習会 川崎市中原区

2012年5月26日

レントゲン画像や口腔内をデジタルデータとして保存するのは当たり前のこととなってきています。

フィルムやスライド写真の保存管理からは解放されましたが、たまっていくデジタルデータの管理もまた悩みの種となってきています。

様々な管理ソフトやプレゼンテ―ションは便利な反面、使いこなすまでの煩わしさや、思った通りに動いてくれないといったことも起こります。

1~2年経つとバージョンが変わってしまっていたり、ソフトがインターネットを通じたクラウドに統一されてしまっってまたインストールからやり直す必要が出てくることも多々あります。
特に今回は、SNS(フェイスブック等のソシアルネットワ―クサービス)、スマホ、iPadを利用した歯科医院のネットワークシステムの有用性についての講演でした。

ここでも、やはり問題となるのはセキュリティがどれほど保てるのかは現時点では未知数ということでした。

オーラルリハビリテ―ションセミナーⅡ 浦安市

2012年5月19日、20日

土曜、日曜の2日間コースの第二回目です。

今月は歯科検診もあるため、ゴールデンウイーク後は休みなしとなってしまいました。

今回から、かなり実践に基ずく内容となります。症例に対応する診断計画の立案、具体的な進行計画、咬合診断実習。

単なるむし歯の処置だけでなく、歯周処置、咬合の改善、習癖への対応まで、総合的な歯科診断力の向上が必要とされます。

またそれぞれの歯科医師の技量、歯科医院の設備、マンパワーによって進行が変わってしまいますが、できるだけスムーズで間違いのない計画進行をめざさなければなりません。

総合力が問われるわけですが、まず目の前の一つ一つのピースを確実に埋めて行く内容の2日間でした。

ベーシックな実習ですが、基本的な事を意外と知らないで過ごしていたり、使っている器具や材料の利点を生かしていなかったりしている事がいくつもありました。

次回までの宿題も出されて、ヘビーな2日間でした。

関連ページ⇒明海大学浦安歯科研修所

インプラントセミナー 都内中央区

2012年4月22日

アストラテックインプラントシステムの製品説明セミナー。

昨年8月にモデルチェンジをしたシステムと旧製品との互換性と新規導入パーツ、主に上部構造の取り扱い、技工操作上の変更点の解説を受けてきました。

新製品オステオスピード(以下OS)の製品メリットを生かすためにはどのようにしたらよいか?

また、旧製品をを継続使用している患者さんへの今後のメインテナンス、パーツ変更時の注意点、必要な関連器具の解説がありました。

旧製品に比べて症例に対応できるバリエーションは増えましたが、取り扱いと互換性をきちんと把握しておかないと、ロスが増えてしまいます。

ネジ1本○千円、パーツ1本○万円で一回使いきり、開封後の返却不可なために慎重な選択と操作をしないと大変な出費となってしまいます。

バリエーションの増えたインプラント症例の紹介がありました。

関連ページ インプラント/implant

オーラルリハビリテ―ションセミナーⅠ 浦安市

2012年4月14日、15日

華やかな雰囲気の舞浜駅を通り過ぎて、ひと駅過ぎた新浦安駅最寄りの明海大学歯学部卒後研修施設(通称PDI)にて、土日二日間のヘビーなセミナーに出席してきました。

以後5月、6月、7月、小休止して、翌平成25年1月、2月迄、土曜日を休診にした泊まり込みの研修です。

2月26日に受けた『歯科医院活性化セミナー』の各論、実践、臨床編といった趣旨です。

まず、全ての内容で60点を取るために、それも最新の内容で、知識だけでなく即実践で使えるような技量を習得しなければ、歯科臨床の現場で役に立ちません。

歯科医師になって、”四半世紀”が過ぎセミナー研修もコンスタントにこなしていましたが、まだまだ知らないこと、出来ないことがこんなにあったとは。

親子ほど歳の違う先生達と机を並べて、講義と実習をしてきました。

2日目終了時は疲れて放心状態でしたが、更なる高みを目指す意欲が湧いてきているのも事実でした。

坂を登りきったら、また坂道が続いていた。登る意欲はまだ尽きてはいません。

担当講師の言葉から

「歯科医師がより高い知識と技量を会得して歯科臨床に生かせば、そこに来院した患者さんは他より多くのプラスを享受することができます。」

関連ページ⇒明海大学浦安歯科研修所

VANGURDCULUB 都内文京区

2012年4月12日

新患の症例の検討会が行われました。

今回の私の検討内容は、『見かけは反対咬合に見えないが、実際には骨格性の反対咬合をどう見極めるか?』

不正咬合のうちの反対咬合には、いくつかのパターンがあります。

  1. 歯だけが反対咬合になっているが、骨格的には正常なもの。
  2. 骨格的な反対咬合

これは、更に

1)上顎が標準で、下顎が大きい
2)上顎が小さく、下顎は標準
3)上顎が小さく、下顎もやや小さい
4)上顎が小さく、下顎は大きい

分けることができます。

1)、4)のケースはほとんどの場合前歯の咬み合わせも逆になっているので早期に気づくことができます。

しかし、2)と3)のケースは前歯の咬み合わせが逆になっているとは限らず、先と先で咬んでいたり、正常咬合でも咬み込みが浅いだけの場合があります。
こういったケースは、横顔の規格レントゲン撮影(セファログラム)での分析をしなければ、正しい診断はできません。

また、1)~4)それぞれで、適切な治療の年齢ステージが異なり、必要となる矯正装置も違ってきます。
規格レントゲン撮影(セファログラム)の有用性とそこからの診断力が重要になります。

2)、3)のケースは見た目の不正は理解しにくいために、患者さんの側もなぜ矯正処置が必要となるのかが、分かりづらいところです。

以上の様な問題点を具体例をあげて、デスカッションをしていきました。

『セファログラムは不要です』をうたっている矯正のセミナーがありますが、一体何を診断して、治療をしていくのでしょうか???

歯科IT研究会 都内中央区

2012年4月8日

以前から数回受けていた歯科IT研究会のアドバンスコースを受講してきました。

インターネット上での「口コミ」の「ヤラセ」がマスコミで曝露されました。皆それとなく気がついてはいましたが、やっぱりという感じです。

歯科医院のホームページの書き込みにもかなり「ヤラセ」が横行しているとのことです。

またそれを有料で請け負う業者も多々あるようで、当歯科医院にもあやしい業者からのFAXや電話営業が時々あります。

(ステルスマーケティングというそうです)実際にどうやってそれを見分けるか、具体例をあげて説明を受けました。

本年度より厚労省から広告規制の動きがあり、今まで野放し状態だった医療機関のホームページにも規制がかかることになりました。

「絶対安全~」、「無痛~治療」等の非科学的で客観的事実であることが証明できない内容のもの。

「~のキャンペーン中」、「期間限定~」、「先着~名限定」といった誘因性のある内容のものが、実際のガイドラインに引っかかってくるようです。

既に美容エステ業界では、過度の誘導広告内容でのトラブルが後を絶たないために規制の網が掛けられつつあるようですが、歯科医療広告でも同様のことが頻発してきているための当然の成り行きとなってしまっています。

”誇大広告とリスクは隣り合わせ”という法則はここでも成り立ってしまっているようです。

歯科医院活性化セミナー 都内文京区

2012年2月26日

関西地域で盛業中の歯科クリニックの開業時から、現在に至るまでの足跡と成功事例として取り上げるまでの要因について、歯科医院の努力とノウハウを学んでいく内容のセミナーを受けてきました。

歯科治療の高いスキルだけでなく、バリエーションと持ち出しの豊富さとそれを確実に患者さんにフィードバックできること、同時にコミニケーション能力を高めて、こちらの考えと治療の意義を理解していただきゴールを共有していくこと。

大まかに文章にしてしまうと、これだけのことかもしれません。
しかしその一つでも自分に合格点をつけられる先生は
どれだけいるでしょうか?

「すべてで100点をとる必要はありません。でも苦手な分野で
  あっても最低でも60点をめざしましょう。平均80点以上から
  出来限りの上乗せをしていく地道な努力が必要です。」

個人事業主としての開業医は、自分自身のスキルアップだけでなく、スタッフとの共同作業が欠くことのできない要素です。
器具の滅菌や清掃、他の医院の管理を始め、患者さんとの対応は彼女たち(歯科技工士も含めれば、彼らも)に委ねられています。

複数のスタッフに同じレベルの意識とスキルを保持してもらうのは、至難の技です。
スタッフの数が多ければ多いほどこの作業は大変さを増し、スタッフが入れ替わるたびに一から繰り返していくこととなります。

個人開業医の仕事量としては、実際には歯を削って処置をしていく臨床的なことは、約半分程度でしかありません。
残りは先のような患者さんからは形としては見えないようなことが、仕事として必須となります。

つまり、一般の事業主と同様の経営者としての仕事も行っています。
歯科医院の競合が激しくなってきている現在では、経営的なセンスや努力も問われていくことになってきています。

セミナーの講師からは、その歯科医院のノウハウを教えてもらいましたが、即それが、自医院のはめこめるわけではありません。

成功のゴールはその歯科医院によって異なります。
でも、共通していることは、
『あきらめないで続けること。』

これが、ゴールへの唯一の道ではないでしょうか。

そして、次の登るべき坂道を見つけました。

明海大学歯学部 浦安歯科研修所(浦安PDI)

ドクター

義歯(入れ歯)とインプラントとのコラボレーション 都内文京区

2012年2月12日

インプラント治療イコール固定式の補綴物への回復。
一般的なニーズの対応は、失われた歯を元のように噛める感触を取り戻していくことでした。

インプラント

しかし、総義歯(無歯顎)を使用している方への同じような対応は、

顎の骨の状態、
埋入手術の難易度、
多数のインプラント体が必要となるためにかなり高額となる費用、
メインテナンスの複雑さ、

等によって、かなり限局されています。

総義歯(無歯顎)

そこで、インプラントを数本(2~4本くらい)埋入して、その上の義歯の維持安定のサポートをさせていくことができます。
不安定な軟らかい歯ぐきの上に硬い素材の義歯を乗せても、元の歯のような咬み心地を得られることは、不可能です。

無歯顎でも、数本のインプラントを埋入し咬合力負担をさせていくと、咬む力がインプラントを介して顎骨に伝わるために、咀嚼能力が従来よりもかなり改善されます。

義歯とインプラント体の間に磁力のある磁性アタッチメントを適用すると、そのマグネットの力で義歯がはずれにくくなります。

磁性アタッチメント

固定式全顎インプラント治療ほどの難易度、高額ではなく、自分で取り外して清掃できるためにメインテナンスも今までの義歯と同じようにできます。

固定式全顎インプラント治療

固定式全顎インプラント補綴と普通の義歯との中間的な処置法といえます。

インプラント関連セミナー 都内文京区

2012年1月29日

2011年12月4日に参加した、超音波装置を使ったインプラント関連のセミナーのアドバンス編(実践編)。
実際にインプラントを行う場合に、診断の要素として最重要なのが土台となる顎の骨の状態です。
顎骨の状態によってインプラントの成否が決まるばかりでなく、最近では審美的な要求の条件にもなってきています。

インプラント

特に前歯が欠損しているようなケースでは、年齢とは関係なく前歯の部分の骨の吸収が早くから起こってしまいます。

元々前歯の部分の骨は薄いためにインプラントを埋入する角度や深さが制限される上に、前歯の審美性を満たすような骨の条件をみたすケースはむしろ少ないのではないでしょうか。
そのために、審美的な要求も満足できるようなインプラント補綴を計画していくとなると、それに見合った条件の骨の形態を事前に形成しておく必要が出てきます。
これが、骨造成(GBRテクニック)と呼ばれるものです。

高さ、厚みだけでなく、上顎の奥歯の骨の厚みの不足している部位は、上顎洞(副鼻腔)の底面の粘膜を挙上させて、そのすき間に骨を填入して厚みを形成していくこと(サイナスリフトテクニック)も行われています。

当歯科医院でもインプラントについては、どちらかというと患者さんのほうから質問や問い合わせを受けることが多くなってきています。
『インプラント=怖い、危険』というイメージではなく、義歯の不満足感の解消や欠損した部位の隣の健全歯を削らなくて済む等のインプラントでなければ実現できないメリットも徐々に浸透してきているのかなと思いました。

義歯

私が常に心がけている”セーフティな歯科治療”の中に組み込めるようにと考えながら一日実習をしてきました。

歯科CT撮影、読像セミナー 都内世田谷区

2012年1月15日

デジタルレントゲン

現在当歯科医院で使用しているデジタルレントゲンは、いわゆる2D画像、本来立体の人体を平面に写し出したものです。

医科でもこれは同様で、小規模診療所では現在でも主流です。

顎

しかし、立体的な画像の診断が必要な場合にはCTMRI撮影を行うことになります。

こういったケースはある程度の規模の医療機関に依頼をするか、紹介といったかたちでの転院治療となります。
歯科治療においても、親知らずの抜歯インプラント処置を行う場合に3D画像で立体的な歯や骨の状態を把握できれば、より安全な処置を行っていくことが可能となります。

親知らずの抜歯

また、専門医へ依頼をしていたような難易度の高いケースにも対応ができることも出てきます。
世田谷区内の歯科用のCTレントゲンを導入しているある歯科医院内で、撮影、読像と解析ソフトの利用法について学んできました。
Y社のCT装置は歯科用としては最高機種のレベルのものなので、さすがに、再現性や画像のスピードも迅速で、ソフトの内容も簡単には使いこなせないくらいに充実しておりました。

今後10年の間には、このレベルでのレントゲン解析は当たり前になっていくのではないかとも言われてきているそうです。

でも、O千万円という導入コストは現実では不可能です。残念!

矯正研究会 VANGURDCLUB

2012年1月12日

2011年10月13日の時の検討課題となりました、成長期の咬合不全のコントロールについて症例を持ち寄ってディスカッションを行いました。
(参照2011年10月13日)
既存で使用されているBN(バイオネーター)の改良と症例の適用範囲の拡大についての報告がありました。
これで、これまでは複雑な装置の使用と限定されていた適用症例が、よりシンプルな装置で行えることになるでしょう。

装置複雑な装置は扱いにくい!

よりシンプルであることは、矯正治療をする患者さんにとっても負担が少なく始めることができます。

実際には従来よりも低年齢から適用が可能となり、また別の複雑な装置を必要としなくなりました。

image086もっとシンプルにできるはず。

この研究会でのBNの適用症例では、これまでの矯正の専門書に載っているような使用法マニュアルは全く役に立たなくなっています。

成長期の咬合不全のコントロールは、限られた時期にしか治せないものがあります。複雑な装置を強いても『あまり使ってくれない』のでは、効果は期待できません。

矯正装置の使用のハードルを下げてあげるのも矯正治療の成功の条件です。

インプラントと口腔外科関連の講演会  横浜市内

2012年1月9日

講師は横浜市内の総合病院の歯科口腔外科部長をされている方で、インプラント関連もインストラクターとしてセミナーを行っています。

総合病院の口腔外科のために、一般診療所でインプラントを行ったものの、うまくいかずに撤去を依頼されたり、併発症や再手術等のリカバリーを多数行っているそうです。
そういった症例を提示することで、われわれがインプラントを行っていく上で、より安全でミスを可能な限り回避するようなポイントを解説してもらいました。

また、インプラントを長期間維持していくために、必要な条件や周囲炎を併発した時の対処法についても考えていかなければなりません。
インプラントを埋入する、審美的な補綴をする、こういったテクニックのセミナーは大はやりですが、どちらかというと影の部分を症例提示することは少ないと思います。

最近、骨粗しょう症治療薬として服用する人がふえてきています。
BP製剤(ビスフォスフォーネート製剤)の併発症として、口腔内の観血処置によって起こる重篤な骨髄炎骨壊疽が頻発しています。

各製薬会社や厚生労働省から安全性についてのガイドラインがようやく出されてきつつは、ありますが基本的には服用中の抜歯等の観血処置は禁忌。

止薬後の薬剤の骨中の残留も数カ月~数年にわたることもあるというデータが示されており、この場合も安全性は疑問視されているのが現状とのことです。

腰を曲げて歩くおばあさん

関連ページ ⇒インプラントのリスクとなる要因

当歯科医院でも服用中の患者さんが数人来られます、要抜歯の歯がある場合には、いつも頭を悩ませています。

『止薬後一定期間を経れば侵襲の少ない処置であれば可能でしょう。
その場合により慎重な処置の必要です(骨面を露出させないように緊縛縫合を必ずする、感染予防の抗菌剤の投与等)。』といった説明がありました。

今後、ますます高齢化社会が進むにつれて、BP製剤の服用率は増えて行く傾向にあるでしょうとのことでした。
関連ページ ⇒ 厚労省 重篤副作用疾患別対応マニュアル
www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1l01.pdf

アステラス製薬|なるほど病気ガイド|骨粗鬆症 知っておきたい予備知識
www.astellas.com

矯正セミナー 都内文京区

2012年1月8日

普通、矯正治療というと何を思い浮かべるでしょうか?
口の中に金属のワイヤーブラケットを装着するやり方が一般的ではないでしょうか。

ワイヤーとブラケット

矯正治療による歯の動きは、上下左右だけでなく、ねじれや角度のずれもコントロールしていきます。
ワイヤーを屈曲していくことで、意図した位置に歯を落ち着かせることができます。
しかし、このワイヤーの屈曲のテクニックはかなり高度な習熟が必要です。
きちんと屈曲をいれたつもりでも全然動かなかったり、意図しない方向へ動いてしまったり、曲げが強すぎてブラケットに装着できなかったりと悪戦苦闘することしばしばです。
この矯正テクニックの高いハードルを下げるように考え出されたのが、ストレートワイヤーテクニック(またはプレーンワイヤーテクニック)です。
屈曲の必要がない(形状記憶合金なので屈曲のすることができない)既製の数種類のワイヤーを選択して治していくテクニックです。
この場合はワイヤーの形は既製のままなので、ブラケットの装着位置がおかしいと途中でこれをつけ変えない限り修正は不可能です。

歯の形態は個々人によって千差万別なので、直接口腔内で正しい位置にすべてのブラケットを装着するのは奇跡に近い確率です。

間接的に付ける方法もありますが、結構なコストがかかる割には不正確です。
そこで、この中間的なテクニックとして、Kommon Base法といったテクニックと専用の装着材料が開発されたので、習得をしてきました。

正確な位置にブラケットが装着されて、ストレートワイヤーを数種類交換していったとしてもそう簡単に治っていくわけではありません。
ストレートワイヤーの軌道に沿った歯列までは回復できますが、それは本来その方にマッチした歯列咬合ではありません。

最終的には、患者さんオリジナルの歯列咬合を構成していくためのワイヤーの屈曲が必須となります。
その際に、できるだけ正確な歯の位置にブラケットが装着されていた方がワイヤーの屈曲がより複雑にならなくて済みます。
魔法のテクニックではありませんが、導入してもプラスの要素はありそうです。

日日研鑚~セミナー研修記 1

歯科医療は日進月歩、常に新しい治療法や材料、器械が現れてきています。

インターネットの普及と伴に、こういった情報はかなりリアルタイムで手にいることができるようになりました。

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しかし、歯科の治療は一般医科とは少し異なり、手先の技量も治療の善し悪しを左右する重要な要素となります。
その辺は”職人さん”的な技量の習得が求められることになります。
専門書を読むことや、DVDやインターネットでデモンストレーションをみて、習得できることはたくさんあります。
これは、診療室や自宅で空き時間に十二分に可能です。
でも、そこで読んだり、見てもうまくできなかったり、疑問がわいてくることはどんな勉強をしていても必ずでてきます。
学生ならば、翌日学校へ行けば先生に質問できます。
クラブや部活の疑問なら、先輩やコーチが指導してくれます。
そして習得できるまで、付き合ってくれるはずです。
個人開業医として、世間一般に出てしまいますと、気軽に質問に答えてもらえるという環境がかなり難しくなってきてしまいます。
そこで、新しい診療技術を取り入れたいとか、いまひとつうまくいっていない、疑問が解決しない時には、該当するセミナーを探し、休日をつぶして遠くへ出かけ、達人(セミナーの講師やインストラクター)から学んでくることとなります。
そして、自分の診療室にフィードバックして歯科の最先端から取り残されないように努力していきます。
セミナーといってもピンキリで、当たりもあればはずれもあって一日徒労に終わることも。セミナー選びも目利きがいります。

前歯審美修復セミナー 都内文京区

2011年12月18日

現在の歯科治療の流れは、『できるだけ削らない』、『できるだけ抜かない』そして『できるだけ小さな範囲での処置に留めよう』という方向で器具、材料やテクニックが刷新されてきています。

インプラントにおいては、2011年5月22日セミナーの低侵襲インプラント法や同12月4日セミナーの超音波をつかってのテクニックの様にできるだけ外科的な侵襲を軽減していこうといった考え方が、より安全でリスクの少ないインプラント法になってきています。

これらは、ここ数年来より歯科治療の基本コンセプトとして謳われているMI(MinimaruIntervenshon:最小限の介入)に基づいた考え方から発展したものです。

単なるむし歯の処置にしても、MIという観点からテクニック、材料、器具が見直されて、従来ではやもなく削ってしまった歯質も保存することが可能になりました。
一番これに寄与したのは、歯質への接着技術の飛躍的な向上です。

歯に接着するのは、昔はセメントだけでした。

セメントは基本的には経年劣化してしまう物性を有し、充填形成も大きくその上に金属修復が必要でした。この金属の修復をするために余分な歯質を削って、金属の強度の確保と脱落防止形態を付与していました。

近年、コンポジットレジンの接着技術の向上によって、セメントよりも経年劣化のはるかに小さいコンポジットレジンを使用していくことで必要最小限の歯質しか削らない、MIが可能になってきています。

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特に日本のメーカーの接着技術は世界№1を誇っているために、修復テクニックの限界は常に刷新されています。

今迄のように麻酔の注射をガンガンにして削り込んでいく頻度は明らかに減っています。小さくむし歯を取り除いてその部位だけコンポジットレジンで充填が可能なために、金属修復が少なくなってきています。

コンポジットレジン自体の物性の向上もあって、奥歯などでも破損せずに長期の修復材としての応用も可能になりました。
コンポジットレジンは色調の応用修復が可能なために、審美修復のファーストチョイスとして捉えられています。
それは、セラミック修復よりも歯質の削除量が少なくてすみ、また色調の変更、追加,元の歯の色に合わせる再現性なども容易だからです。

金属修復 審美修復

セラミック修復であれば、色調を合わせるのは歯科技工士の仕事でしたが、口の中で直接修復を行うコンポジットレジン修復をの場合は、歯科医師の審美眼によるとろで、善し悪しができてしまいます。

そんな審美眼と指先の技術の習得とMIの最新のトレンドを学んだ一日でした。

インプラントセミナー 都内港区

2011年12月4日

インプラントを顎の骨の中に埋め込む基本手技で最も一般的なのは、生理食塩水の注水下のドリルで埋入の穴を形成していく方法です。
当歯科医院でも、もう2台めのドリルモーター(インプランター)を使用しています。

簡便な手技の様に見えますが、実際には低回転でドリリングしていくために、軸ぶれや硬い骨の部位を避けて軟らかい骨質へ逃げて行こうとする動きを制御させなければいけません。

硬い骨質の場合、あせって回転数を上げると摩擦熱で骨が火傷をおこし、また生理食塩水が十分に回らず、冷却不足となってしまいます。
間違いなくインプラント失敗の第一歩となります。

ドリルが周囲の粘膜を引っかけたり、深く突き進んで神経を損傷したり、血管を巻き込んでしまうと大きな事故に結びついてしまいます。
1~2㎜位の微妙な深さのコントロールは無理なために、少し浅めに安全なドリルコントロールをしていくように心がけています。
(幸いにも、当歯科医院ではこういった事例は起こしていません。)

インプランターには、メーカー推奨の回転数やトルクがデジタル表示されていますが、顎の骨の骨質は一様ではなく、経験と感が最も頼りになる場面です。

そんなリスクと隣り合わせの埋入手技をセーフティ―に行えるように、超音波を利用した器械が普及してきました。

今回のセミナーは、超音波でインプラントを始めとする口腔外科手術の臨床応用を学ぶ内容で、豚の肋骨を使って実習を行ってきました。

インプランターのドリルのように素早い切れ味ではありませんが、骨質に引っ張られることなく思った方向、深さにコントロールすることが可能でした。
実際の臨床例では、従来の術式よりも出血も少なくなり、創面もドリルよりもきれいなために術後の痛みや腫れも軽くなるとのことでした。

このように、インプラント及び口腔外科手術もより生体に負担をかけることなくよりセーフティに適応症例を広げて行くような方向に来ているようです。
医院に導入となるとまたしても、きつい設備投資が必要となりますが、来年中にはなんとか購入して、よりセーフティなインプラントと口腔外科手技の向上を目指したいと思いました。

(今年は、低侵襲インプラントオペが可能なOMAオ―ギュメントを導入しました。)

関連ページ⇒低侵襲インプラント

歯科医療は材料や器具、器械の善し悪しに左右されてしまうことが多分にあるために、常にそれらの刷新や新規導入をしていかなければなりません。

経験や手先の技術も大切ですが、そういった情報に目を光らせて、それが実際に自医院にプラスの要素になるのかは、休日をつぶしてセミナー等に出て情報収集するしかありません。

インプラントセミナー 都内千代田区

2011年11月6日

インプラントのセミナーはどこも大繁盛ですが、そのほとんどは埋入術式や審美性回復などの、どちらかというと手技に関するものです。
しかし、インプラントについて聞かれたときにどのように答えていくか?
その治療法に対するベストチョイスとしてのインプラントをどう説明をしていくか?

今までコンサルテーションに関するセミナーはほとんどありませんでした。
自分なりに説明用のツールを使ったり、当歯科医院での症例を見せて説明をしてはいましたが、一度はきちっと勉強をしたいと思っていました。

というのは、石原明先生の著書に”売れる商品とは『商品+情報』がなければいけない”と書かれていたからです。(2011年8月30日歯科IT研究会セミナー参照)
つまり新しい歯科医療技術を習得しても、それはただ単に商品を棚に陳列しただけのことであってお客さんが買ってくれるわけではありません。

書店では、売りたい本や雑誌は平積みにして、店員さんがPOPをつけて、つまり情報をつけています。

デパートでの買い物も、店員の幅広い商品知識を受けてしまうと、特に買う気がなかった品物でも何故か買う必然になってしまいます。

私たちのニーズが『商品+情報』とマッチした時に購買することになります。

インプラントという『歯科の商品』には、痛い、怖い、長く持つのか不安、値段が高い、といったネガティブな情報が先行してしまっているきらいがあります。しかし、正しい『情報』を伝えることで『商品+情報』が成立するのではないでしょうか。

今回インプラントのコンサルテーションのセミナーを見つけて行ってまいりました。インプラント達人の考え方や情報の伝え方のノウハウについて、一日講義を受けました。

これから自分の中で整理して、自院の『情報』となるようにアジャストしていかなければなりません。

 

メタルフリー修復セミナー 都内文京区

2011年10月30日

前日よりカゼ気味のため、本当は一日休息してカゼを治して月曜日からの診療に備えたいのが本音でしたが、カゼ薬を服用してなんとか行ってきました。

メタルフリーというのは、金属を全く使わないで歯の修復を行う一連のテクニックのことです。
金属を使わないメリットは、

  1. 審美性の問題
  2. 金属アレルギーの問題
  3. 歯よりも硬い金属をつかうことで、咬合力によって金属よりも 先に歯が(特に歯根が)破折してしまうことが頻繁に起こっていること。

等です。

しかし、そんなことが起こることがわかっていても金属での修復がほとんどであるという一番の理由は、金属でしか健康保険の適用にならないからです。

つまり、メタルフリーでの歯の修復は、全て自由診療のカテゴリーになります。

歯科医院の料金体系が不明瞭なのはこの摩訶不思議な健康保険のルールにあります。

わーい(嬉しい顔) 「白い歯を入れたいのに金属でしか保険のでできないと、説明された。」
「同じように見える白い歯なのに大きな違いがあると言われた。」
おまけに、「保険の歯と自由診療の歯では、何倍も料金が違う。」
患者さんが説明を受けて困惑するのも無理もありません。

実は、我々歯科医師側もこういった説明をしながら治療を進めていくのは、想像を超えたストレスを感じています。
できるだけ良い治療を行っていきたいというのは、誰もが常に心がけていると思いますが、このダブルスタンダードだけは常に歯科治療の障壁となってしまいます。

セミナーの要旨としては、歯の土台つまり、『支台築造』をグラスファイバーを心棒として合成樹脂(コンポジットレジン)で作っていくテクニックの理論的メリットと作製実習を行いました。
1年ほど前から当医院では、適宜行っていましたので、細かな確認と疑問に思っていたことを質問してきました。

メタルを使った支台築造は、近年問題となってきている『噛みしめ癖』による歯根の破折の原因のほとんどをしめています。

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我々歯科医師のほとんどは、この因果関係を把握しています。
しかし、前記の保険制度上の制約から使わざるを得ないのが現実です。
グラスファイバーの支台は、金属よりも強度を落としているために歯根破折のリスクはかなり軽減されます。また接着力の向上から歯根との一体化による全体の強度の補正の効果もあります。

ホワイトニングセミナー 都内中央区

2011年10月23日

最新のホワイトニング剤を使った歯のホワイトニングのセミナーを受けてきました。

近年、各社から、より安全で歯に対してダメージの少ないホワイトニング剤が発売されてきています。

以前は、薬剤の適用で歯がしみるのは当たり前のことと言われていました。また歯の表面正常に少なからず、ダメージを与え、微量とはいえ多少の脱灰(歯の表面が溶けだすこと)は許容範囲内でした。

約10年ほど前にD社のホワイトニングのセミナー受けたにもかかわらず、導入を当歯科医院でためらってしまったのは、先の理由からでした。

しかし、昨年発売されたG社のホワイトニング剤はこういった不安を見事に克服し、薬剤を低濃度にして光触媒を加えることで安全性を確保していました。
結果として、しみる(知覚過敏が起こりにくい、ほとんど起こらない)ことがない、歯の表面が脱灰しないで色素のみを分解してホワイトニング効果を得ることが、実際の臨床で実現できるようになりました。

但し、これは家庭で行うホームホワイトニングにおいてであって、クリニックで行うオフィスホワイトニングでは、同じG社のオフィスホワイトニング剤でも安全性は確保されてはいないのが、現実です。

食品や放射能と同様に認可を受けていても、安全性が確保されていないものが、はたして長期にわたって人体にどれほどの害があるのか、蓄積や他の物質との相乗的な悪影響というものは、全く未確認のままです。

急速な効果を得るために高濃度の薬剤を使った場合の影響というものは、実際には5年後や10数年経過してからでないと答えは出てきません。

そういった不安をぬぐえないので、当歯科医院ではG社のホームホワイトニング剤を導入していくことに決めました。

ホワイトニング

インプラントセミナー 都内中央区

2011年10月20日

アストラテックインプラントが8月下旬にフルモデルチェンジをいたしました(オステオスピード)。その説明のセミナーを受けてきました。

インプラント体の表面性状が刷新されて、従来(タイオブラスト)よりも更に歯槽骨との親和性が向上しました。

従来のインプラントでも他社のよりも安定した臨床成績を残していましたが、新しい表面性状によってより短期間での歯槽骨との癒着が期待できそうです。

インプラント体に装着するアバットメント(土台となるネジ)のサイズも統一されて、補綴(上部構造)のバリエーションも増えました。

モデルチェンジに伴い旧来品の周辺器具が使えなくなってしまうものが、多数出てしまいました。

新たに専用の周辺器具を購入しないとオステオスピードのインプラント手術ができないようなシステムになっているのは、納得のいかないものがあります。

新規購入の費用負担と不良在庫となってしまった周辺器具のダブルパンチです。

当歯科医院のインプラント治療の進歩と来院して下さる患者さんに対するプラスアルファとしてとらえるしかないですね。

インプラント

矯正研究会 VANGARDCLUB

2011年10月13日

クイッテッセンス出版『別冊矯正イヤ―ブック2008年号』で、症例発表しましたYJ-systemの6年後の経過について症例報告をしました。

混合歯列期(Ⅰ期治療)にYJ-systemで咬合のコントロールを行っておいたために、 永久歯列期(Ⅱ期治療)においては治療の難易度が明らかに下がりました。

別冊矯正イヤ―ブック2008年号
関連ページ⇒http://www.quint-j.co.jp/shigakusyocom/html/products/detail.php?product_id=868&word

そのために、治療期間の短縮とより高いレベルでのゴールが期待できそうです。
成長期の咬合の改善は、後の永久歯列期での矯正治療に大きなアドバンテージを得ることができます。

先の専門誌に掲載された症例は、Ⅰ期治療の時期に咬合の不調和を改善するために選ぶべき適切な装置や、既存のテクニックがなかったことで、当研究会で発案、開発した矯正治療法(YJ-system)です。
治療の前後でセファロメトリックス等で分析、考察を行い、その有用性が実証されたことによって『別冊矯正イヤ―ブック2008年号』に
採用されました。
また、この症例の6年経過の分析とYJ-systemの長期の有用性について、同誌の2013年版に発表が内定しました。

他に、やはりⅠ期治療の時期に咬合のコントロールに使われている既存の矯正装置について、この装置では不適用(効果がない)とされている年齢でも十分に効果の表れている症例とその使い方の工夫。

従来よりも短期間で効果を上げられるような装置の調整のしかたについて、研究会でプレゼンテーションをしました。

こちらの症例についても、症例が終了次第、分析、考察を行って『別冊矯正イヤ―ブック2013年号』に掲載の予定です。

矯正セミナー 都内世田谷区

2011年9月15日

矯正

「痛い」「時間がかかる」矯正治療は、歯が動くときに痛くて何年もかかる。のが当たり前とされてきました。
それが理由で、やりたいけど二の足を踏んでしまう方が大半でしょう。
「痛くない」「早く動く」という矯正治療法があればと思います。
それを何とか実現しつつある先生のセミナーでした。
どんなケースでも可能というわけではありませんが、症例によってはいけるかもしれません。
またまた、痛い投資になりましたが、器材一式購入。
今年は来年以降の準備の年になりそうです。

歯科IT研究会特別(コラボ)セミナー都内中央区

2011年8月28日

石原明氏のセミナーは期待以上の内容で、もっと長時間聞きたかったというのが、実感です。

歯科医師でない方の視点というものは、意外と新鮮でした。

歯科従事者だと普通だと思っていたことが、そこに情報を与えると患者さんの目線からは別の次元に映って見えるということでした。

『商品には情報がないと売れない』-他の業界では常識ですね。

関連ページ⇒経営コンサルタント石原明公式サイト

神奈川県警察協力歯科医研修会(実習)横須賀市

2011年8月7日

警察の監識の方と組んで実際の遺体の検視を行いました。

また、デンタルチャートを作成して鑑定の仕方を研修しました。

翌々週に宮前警察の監識課より早速鑑定依頼があり、遺体鑑定をいたしました。

神奈川県警察協力歯科医研修会 横浜市

2011年8月4日

今年度より警察協力歯科医に任命されたため出席。

3月11日の東日本大震災後の遺体の身元確認に、数名が神奈川県歯科医師会より派遣されました。

実際の検視状況やノウハウについての解説を受けました。

矯正研究会VANGARDCLUB

2011年7月14日

表情筋のトレーニングについて指導を受ける。40代女性の場合、矯正治療で歯並びを治すだけでは口元や表情の不自然さが残ってしまいます。
こういったケースでは、歯並びを治すのと並行して表情筋を積極的に改善していくことが必要となります。

巷では、『小顔エステ』や『表情筋のトレーニング教室』等がはやっており、歯科業界でも歯のホワイトにングに続くエステティック分野として参入が相次いでいるようです。
しかし、どの術式も理論的根拠に乏しく持続的な効果は怪しいものです。
しわやたるみ、ほうれい線は加齢に伴う表情筋の緊張や活動量の低下によるもので、逆にいえばこれを鍛えることで回復する可能性があるといえます。
では、実際にどのようにすれば『鍛え戻す』ことができるのでしょうか?

歯科IT研究会定期セミナー都内中央区

2011年7月3日

歯科以外の業界のITは凄まじいスピードで進んでいます。
しかし、歯科の治療は実際にはアナログ的な要素がほとんどです。
広告媒体はホームページが主流となり、そこには多種多様な情報を織り込むことが可能です。

では、

効果的な歯科医院情報とは?』

『有益な情報を得るには?』

口の中しか見ていない歯科医師には、ITとは無縁の世界にいます。そこをつなぐセミナーです。
他業種の方はこんなことを考えてITの中で切磋琢磨しているんだ、と実感します。

日本スポーツ歯科医学会  千葉市

2011年6月26日

スポーツ外傷と予防的見地からのマウスガード装着の必要性がなかなか一般に広まっていないのが現実でしょうか。
コンタクトスポーツ以外でもその必要性は熟知されるべきだと思っています。

インプラントセミナー横浜市

2011年6月19日

某大学インプラント科准教授の講演

インプラント長期使用に必要な条件、現在歯科業界はインプラント大流行の様相です。

しかし、インプラント処置を受けた方が、将来認知症や介護を受けるような状況になった時、施設等で療養を送るようになった時、誰がインプラントのケア―をしていくのでしょうか?

材料業者も含めて、そういった長期の視点は欠けているのではないか?

問題提起で終わってしまいました。

関連ページ  インプラント

日本老年歯科医学会都内新宿区

2011年6月17日

老人病院や介護施設で従事している歯科医師や歯科衛生士、看護師の方々の学会発表がありました。
痴呆や重度の全身疾患の方の歯科治療や口腔ケアは、ある意味命がけの処置なのだと知りました。
最前線で活躍されている方々には敬服です。

関連ページ ⇒ 日本老年歯科医学会

2012年度の日本老年歯科医学会は母校の先輩のN教授が大会長のため、準備委員としてお手伝いに加わることになりました。

歯内療法セミナー 川崎市

2011年5月29日

根管治療

歯科の治療の中では、一番地味でそれでいて、日常臨床のなかで治療頻度の高い根管治療のセミナーでした。
5時間ぶっ通しの講師の熱気ムンムンの講演でした。

何気なく行っている根管治療の奥深さと、治療手技に対する周囲組織の反応がイメージできました。

根管治療の大切さは、勤務医時代の院長の厳しい指導でたたきこまれました。開業してからもその考えは譲れないものと思っています。でもまだまだですね。

専門医のレベルはやはり高いと感じ、後日講師の著作書を購入し、即読破しました。

「鉄は熱きうちに打て」

インプラントセミナー  都内赤坂

2011年5月22日

柔らかかったり、薄かったりとインプラントをするにはあまり条件の良くない骨質でも、セーフティ―に行えるテクニックのセミナー。
術前のレントゲン診査だけでは、予測できなかったケースなどに適用できます。

大きな投資でしたが、関連器材一式購入

矯正研究会  VANGARD CLUB

2011年4月14日

下顎の後退位による上顎前突のケースは小学校高学年以降が一般的には装置の適用とされていました。

今までの装置を少し改良して、低学年に適用した結果意外にも効果があったので、発表しました。

この勉強会では今までの治療法では、治り難かったケースに新しいやり方でうまくできたり、ひと工夫で効果が変わったことなどを持ち寄って皆でそれらを共有していくことを目的としています。

矯正セミナー  都内某所

2011年2月6日

透明なマウスピースで行う矯正治療法。ブラケット、ワイヤーを使わないために、審美的な欲求が高い方のニーズに対応したテクニックです。
ただし、症例がかなり限られるために前評判ほど使用頻度は高くないでしょう。
特に高度な診断能力や技量を必要としない分うまく治るかどうかは、不確実なやり方かなと思いました。

小児歯科関係のセミナー  座間市

2011年2月3日

某大学小児歯科助教授

乳幼児の食習慣は後の歯並びに大きな影響を与えます。

見過ごしがちな食習慣と周囲が整えてあげなければならない、食環境についての講演でした。

小児歯科

矯正セミナー 都内千代田区

2011年1月20日

矯正セミナー 都内千代田区

矯正の新素材ワイヤーのセミナーでした。
理論だけでなく、実物に触れることができるので、自分の治療に使えるかどうかがわかります。
即、採用をきめました。納品が待ち遠しいです。

業者展示があり、セミナー当日のみ特別割引のプライヤーとダイヤモンドコ―ティングの器具を衝動買い。まだ一般販売前ということでした。

矯正研究会  VANGARD CLUB

2011年1月13日

矯正研究会  VANGARD CLUB

インプラントセミナー  慶應大学病院

2010年12月12日

上顎の骨の薄いケースに適用できる器具を使ってインプラントの実習をしました。

器具は安全ですと、言われましたがやはり上顎の薄い骨のインプラントは不安です。予後も不確実なので器具の購入はやめました。

連携している横浜総合病院口腔外科の先生に「不安に思ったケースは無理せずにご紹介ください」との言葉を信用してこういったケースは専門科にお任せすることにしました。

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